■ガソリン添加剤
ガソリンに混ぜて使うガソリン添加剤。多種多様なものが売っていますが、どれがいいのでしょうか?色々と情報を集めてみました。
●ガソリン添加剤とは(ガソリン添加剤の目的)
説明書きは、「高性能清浄剤PEAの作用により、燃料に添加するだけで燃焼室・吸排気バルブ・インジェクターなどに堆積したカーボン・ワニス・ガム質などを除去し、新車時のエンジン性能を取り戻します。」
そもそもガソリン添加剤とは何だろうか? 商品によってその主眼(目的)異なるが、大まかには以下の通りである。
目的①:燃料ラインの洗浄
ガソリンは時間の経過と共に腐食し、ネバネバのスラッジ状の物に変化します。エンジン不調=キャブ不調の原因はこれが多いです。このネバネバを洗い流す(溶かす)効果があります。
タンクは勿論だですが、精密部品であるキャブレターの中の燃料腐食は重大であり、古い乗っていないバイクの不調はほぼキャブの腐食ガソリンによるつまりだとも言えるでしょう。
目的②:燃焼室カーボンの除去
・バルブやピストン(燃焼室)のカーボンを落とす。
●ワコーズのフーエルワンは本当に効果があるのか検証実験
燃料ラインが綺麗になるい仕組みは、以下の実験動画を見ればよく理解できます。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=-guBgTtrVxY
●使い方
簡単だ。燃料の1%(10リットルなら100cc)をタンクに入れるだけ。
●本当にフューエル1は効果があるのか?(ネット上での評判)
●アドレスは、結構カーボンが付きやすいエンジンと聞いていたので、3満タンに一度入れてます。
先日4万キロのアドレスのインマニやインジェクションをチェックしたら、怒綺麗!効果があるようですよ。
●体感出来る&目で見て分かる変化としては、・アイドリングが上がる・排気音が低くなる・振動が増える。アイドリング上昇はしばらく使ってから体感最初はあまり変化が無かったですが、現在添加2回目で1400rpm→1500rpmへと上がってます。カーボンが減るとアイドリングが上がるというのはどこかで見た気がするのでそれなのかな、と… 排気音の変化、振動の増加は悪いように思えますが使用中はガスが濃くなるので出る症状だと思います。ちゃんと使用後は消えるのを体感しているので気にする必要は無いです。
●燃費向上 あとは燃費ですね。これは納車以来、最高記録を達成しました街乗りで平均15~16km/lくらいだったのが一気に平均20km/lまで…いつもならこの距離で燃料ゲージの2個目が消えて3個目が消えて…
という距離になっても全く減らないので壊れたのかと思うほどでした。
●1999年式36000kmで初めて使ってみましたけど、色々調子よくなりました。エンジンがチョークなしでかかるようになったエンブレがマイルドになった燃費も多少UP
●今回特に変化を感じたのはカーボンの除去です。16リッターの燃料タンクですので2回に分けてフューエルワンを添加し、500kmほど走行するとなんとタペット音が消え、気にならなくなりました。もともと冷間時だけのものであまり酷いわけでもなかったのですが、聞こえなくなるというほどの劇的な変化に驚きを隠せません。そしてバルブ部分だけでなく内部のカーボンが減ったのでしょうか、抵抗なくスムーズに回転しているのがアクセルワークの中で感じられるようになってきました。それこそ状態のいい「シュルシュル」の回転です。(私の擬音の表現で万人に伝わるかは不安ですが・・・)
Update 2016/04/10 Create 2010/10/10
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