■バッテリー上がりの点検
バイクやスクーターのバッテリーがすぐに上がってしまう場合はどこかでショートしています。まずはバッテリーのリーク電流を測定してみましょう。そしてリークしていない場合は充電系の点検を行ってみましょう。
●バッテリーの点検~電圧の確認
■バッテリー上がりの原因の特定
●リークしていないか?
(イグニッションOFF時の電流の点検)
イグニッションがOFFの状態で電流が流れているはずはありません。
電流が流れていれば、それはリークの証拠です。まずはリークがあるかどうかを調べ、リークがある場合をそこを縛りこんでいきます。
バッテリーのマイナス端子にテスターのマイナスを接続し、バッテリー接続ケーブルにテスターのプラス端子を当てます。
規定値 1mA以下です。(1mA以上であればリークしています。)
●測定時の留意点
・電流計を接続する時は、リーク電流が大きい場合があるので、最初は高いレンジにする事。
・測定中に、イグニッションスイッチをONにしない事。
・測定中に、トランクを開かない事。
●充電しているか?
(充電電圧の点検)
・この状態でバッテリーのプラス・マイナス電圧を測定します。
規定値(13.5~15V/5,000rpm)
※但しバッテリ充電電圧はバッテリが満充電の時に測定する事。
・電圧が13.5Vに満たない場合は充電装置の点検が必要です。
Update 2016/05/01 Create 2010/10/10
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■バッテリー点検・充電方法
スクーター、バイクのバッテリーはメンテナンスフリー型が多いです。その点検の仕方と充電方法について。まずは簡単な確認ですが、キーを回して、メーター内のランプ類は点灯するか?ホーンは鳴るか?を確認します。少しでもホーンが鳴りかけるぐらいであればバッテリーが弱っていますし、メーター内のランプも点灯せず、ホーンも何も言わない場合は、バッテリーが完全に上がっているか、電源系統がどこかで断線しているでしょう。