■スクーター・2st・ボアアップ
一番確実にパワーアップできるのはエンジンのボアップです。ボアアップキットも非常に安くなりました。駆動系のセッティング、登録の変更等も必要となりますがボアアップにトライしてみてはいかがでしょうか?
●ボアアップとは・・・
ピストン及びシリンダーの径を太くして排気量をアップさせる事です。ボアアップキットを見てみると49ccから59cc(+20%)と67cc(+36%)の2種類があります。
ボアアップするとノーマルエンジンに比べて、出力特性が大きく変化します。中低速回転域はトルクが増大し、高回転域ではノーマルを大幅に上回る馬力を維持します。
●ボアアップキット
●ボアアップ前後に必要な作業
ボアアップはキットを購入してすぐに組み立ててはいけない。そのまま組み立てると、焼き付きの原因となるので、組み付け前にピストン、ピストンリング、シリンダーの慣らし加工(動きの渋いパーツを馴染ませるという事)を行う事が必要です。
や組み付けたあとの慣らし運転が必要となります。
ボアアップは既存部品の排気量を+20~+36%する部品です。従って、キットを組み付ける前に滑らかに動くような慣らし加工が必要となります。
ボアアップするとノーマルエンジンに比べて、出力特性が大きく変化します。中低速回転域はトルクが増大し、高回転域ではノーマルを大幅に上回る馬力を維持します。トルクアップの効果でローギアード気味に感じる場合が多く、純正よりも重めのウェイトセッティングが必要になります。
59cc又は67ccに変わる為に、原付二種扱いになります。一般公道で走行する場合には自動二輪(小型以上)の免許が必要でありナンバー登録の変更及び任意・自賠責保険の変更が必要となります。
・ボアアップ後のトラブルシューティング
Update 2016/04/25 Create 2010/10/10
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