■バイク用シガーソケットと配線
スクーター、バイクを問わず、スマホなどの充電が出来る様に、USBコネクタを接続できる電源ソケットが売られている。バッテリーに直接つないでも良いのだが、キーONと連動させるには、どこに接続したらよいのだろうか?検証してみた。
●バイク用シガーソケット
一番ベターなのは、
・シガーソケットとUSBそれぞれがある物。(シガーソケットはアダプタによりUSBに変更できる。)
・防水のふたがついているタイプ。
取り付けはハンドルに固定します。電源ケーブルは、バイク中央にあるバッテリー届くほど長い。バッテリーに直接つないでも良いのだが、出来ればキーに連動したいものだ。
●バイク用シガーソケットの電源取り出し方法(ホンダマグナの場合)
キーONで12Vが常時通電される箇所
①速度計を外し、それにつながる黒色6Pカプラ→茶色ラインのある黒色線・・・メーター照明用
②ヘッドライト内にある赤色6Pカプラ→茶色ラインのある黒色線と赤色ラインのある黒色線・・・ブレーキランプとスターターへの電源供給用
③ヘッドライト内にある黒色9Pカプラ→茶色ラインのある黒色線・・・ホーンの電源供給用
すなわち、茶色ラインのある黒色線は車体の色々な場所にあってキーONで常時通電される線であると言う事。
ただし、シート下にも黒茶線があるけど、ギボシの接続先(常時ONテールランプ用)で色が変わってたりまぎらわしいので間違い防止のためにも使わないほうが無難です。
それ以外の線では、検電ドライバーなどで通常時にキーONで12Vが流れているような線でも、ある条件下では流れなかったりするので注意が必要です。
例えば、白い線のあるオレンジや水色の線はウインカーを出すといずれかが電源が断ちます→左右それぞれのポジションランプ用(ウインカー点滅時にはいずれかが0V)
他、サイドスタンド警告灯や油圧警告灯など、マイナスコントロールの線はアースさえ繋げれば常時12Vが供給されますがトラブル回避のためにも流用しないほうが良いでしょう。
Update 2018/11/13 Create 2013/10/10
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