■スパークプラグ構造・規格
スパークプラグはエンジン回転数に合わせて、エンジン内で気化されたガソリンに火花(スパーク)を与える事により点火しています。スパークプラグは電極が摩耗する消耗品です。
●スパークプラグの構造
●電極の消耗
①プラグの電極は、消耗が進むと+と-電極の間隔が広くなり角もまるまってきます。
②そうなると放電が起きにくくなり点火する為に必要な電圧が高くなります。
③高い電圧が必要となった状態での急加速・高速時の時にミスファイヤを起こしトラブルにつながったりします。
又、エンジンから発生したカーボンがプラグに付着し、火花が弱くなりエンジンの不調につながります。
●スパークプラグのかぶり
よく言わる”かぶる”とは、電極や電極廻りにカーボン+ガソリン+オイルが付着しスパークしない現象を言い、次の要因で発生します。
・キャブレーターの設定不良(ガソリンが濃い)
・オイルのトラブル
・2サイクルでは長く低回転を維持して走行している場合
●スパークプラグの寿命
プラグは消耗品なので、正しく使用していてもやがては寿命がきます。以下は一般的な交換の目安です。
バイクは、自動車に比べて1/3程度になります。なぜならば常用エンジン回転数に比例しています。自動車の常用回転は2~3,500/rpm、バイクの常用回転数は3~6,000/rpmだからです。
・普通自動車: 15,000km~20,000km
・軽自動車: 7,000km~10,000km
・バイク:3,000km~5,000km
●スパークプラグの価格
・一般的なスパークプラグ 400円~600円/一本
・イリジウムプラグ 1,000円~1,500円/一本
●イリジウムプラグのメリット
細い電極で常に同じ場所でスパークするから・・・
着火性が良い! = 始動性能向上 加速性能アップ 燃費向上
らしい。 確かに右のイリジウムプラグの電極はめちゃめちゃ細いが・・・
Update 2016/03/21 Create 2010/10/10
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