■シートの破れと補修

ウレタン素材をビニールで覆ったシート。破れた場合は、直すのに結構お金がかかり、かなりショックですよね。雨が降った後などは露出したウレタンに雨が浸み込んでズボンが濡れ更に惨めな気分になります。

まずは、何故破けたか?を考えましょう。その対処を行わないと又、破かれます。そして、どうやって安く直そうか? いっそドレスアップしてしまうか? ついて色々とまとめてみました。

●なぜ破けるか?

シートの破れ鋭利な物をシートに落として破く? あまりありませんね。スクーターやバイクのシートは、通常の使用では意外と破けない物です。

経験上、破けたのは・・・

駅前に駐車 ⇒ いたずらによる破け。破けではなくカッターで切られるなど。

自宅で・・・ ⇒ 猫! 春先の朝日を浴びたシートは暖かい。絶好の猫の休憩所。数日そんな光景を見て出勤していたが、4日後の朝にバリバリ!

シートを破くのは猫!

 

●対処は猫よけマット

最近は、コンプライアンスな世の中になりました。無意味ないたづらは減っています。

でも猫の習性は変わっていないと考えます。近所に猫がいる所に駐車している場合は猫避けをシートの上に置いておきましょう。100円ショップで売っています。

猫よけマット

 

 

 

●シート補修方法

その場しのぎ
黒いガムテープ●コンビニ袋(0円)・黒いガムテープ(108円)

雨が降った日に服を濡らさない為には、とりあえずコンビニ袋・ビニール袋をかけます。袋についた水滴で服は濡れます。

とりあえずの応急処置はガムテープでしょう。しかしながら角から徐々にはがれます。せっかくなら黒いガムテープで角を丸く切って・・・それでも乗っていれば角からはがれてきます。

少し補修
デイトナ:DAYTONA/シート補修シール ビッグ●補修テープ・パッチ(100円~1,500円)

デイトナから補修パッチが販売されています。ガムテープよりはましで厚手生地裏に粘着剤がついています。表面の感じも(つやの有無、風合い)多種あり暫定的な補修には良いでしょう。
アルバ:ALBA/シートカバー●シートカバー(3,000円程)

かぶせ物は簡単ですが、自分のシートにフィットした物を探すのが難しいです。フィットせずだぶだぶではいかにもかぶせた物でありかっこ悪い。逆にフィットした物で色のセンスが良ければドレスアップになります。

ちゃんと回復
●シート貼り替え:自力(生地は3,000円程度)

メジャーなバイクであれば、専用の貼り替えキットが販売されていますが、原付バイク用はありません。シート生地を買い、専用工具(ハンドタッカー=ホチキスの多い物)で自作は可能ですが綺麗に仕上げるのは難しいでしょう。
自力貼り替えに必要な情報はここがお勧めです。(工具、手順)
●シート貼り替え(専門業者へ依頼)

仕上がり等ベストですが発送等の手間がかかり価格も高いです。
純正シート●Assy交換

一番確実(外観)なのがAssy交換。安い社外品があり2,000円前後。純正部品の場合は5,000円以上。

 

Update 2018/05/01  Create 2010/10/10

 

 

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■シートの張替え

バイクのシート張替えは結構高い。業者に出せば往復の送料が掛かり15,000円ぐらいになるだろう。専用シート生地でも塩化ビニールであれば1,000円でおつりが来る。だめもとでトライしてみようではないか?試しにホンダ・マグナのシートを張り替えてみた。

  

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